ハンダ付けの方法2

基盤 ハンダ付け

ハンダ付けの基礎と方法、コツについて2。

 

これからハンダ付けを始める人の入門と手引きに 基礎、手順や注意点。
ハンダごての扱いやこて先の違い 使う用品、工具の知識

ハンダ付けのコツと基礎

ハンダ付けの方法とコツと基礎 の続き

体で覚える

ハンダ付けの対象によって、2.の当てておく時間や、3.必要な溶かす量 4.固めるおき時間などは 場所、対象によって も変わってきます。

 

慣れてくると ハンダの溶け具合、流れ具合を見ればどのぐらいおくか、待つかなどが自然とわかります。

 

基盤 ハンダ付けイメージ

 

最初はスピードが遅くても着実に各作業1-4を進めて体で慣れていくと、自然とハンダ付けのペースはどんどん速くなります。

 

各作業を飛ばして早くするより手際よく各作業を進め、全体で自然と早く仕上がることを目指した方がよいでしょう。

 

仕上がりの状態

 

ハンダは熱を加えすぎても成分の蒸発が大きくなり流動性が落ちる

 

光沢があり、富士山のような形状が良い。

ハンダ付け例-正解と熱し過ぎ

ハンダにツヤが無くなった色になれば、熱しすぎ

 

ハンダが多すぎ

ハンダ付け例-ハンダ多すぎ

 

制作はすべて、均一品の生産ラインでもないかぎり、マニュアル通りにはいきません。

ハンダの溶け方、流れ方をみながら、短すぎず、長すぎず適度の熱を加えてハンダを流すように練習して慣れましょう。

 

反対に、慣れたら体が覚えるので簡単にあたり前のように出来ます。

 

ハンダ付けの終わりに

ハンダ付けを終えるときは、保護のためにこて先をクリーニングしたあと、ハンダをこて先に溶かして盛っておくとよい。

 

こて先-ハンダを盛る 多めに盛った

 

ハンダの種類

近年、環境に配慮した鉛フリーハンダがありますが、鉛フリーハンダは融点が高くて扱いが難しく、ハンダごて等の工具も鉛フリーに向いた工具が必要、一般のハンダとは違ったテクニックや注意が必要です。

 

鉛フリーハンダは別な分野のハンダ付けと思って、電子工作なら上級者向けといったところ。ハンダ付けは、入門では一般のハンダから始めましょう。

 

一般のハンダ

入門、初心者は一般のハンダから始めましょう。

 

ハンダ

 

ハンダは電子工作では、フラックスの入ったものを使用(プリント基板用など)

 

日本製を使いましょう。

安い外国製はどんな成分なのか不明なところもあるので、確かな日本製を。

ハンダ付けはハンダに含まれる成分によって助けられるので、ハンダ付けも違ってくる。

 

 

こて先の選択

ハンダごては、こて先だけ取り替えられて、

 

presto-disassemble

 

メーカーから様々な形状がオプションとして販売されています。

 

こて先オプション

 

ハンダ付けは、こて先の形状で場所によってハンダ付けのしやすさが変わります。

場所に合った、自分に合ったこて先を選ぶ

 

こて先は用途によって、好みはあるかと思いますが、場所によって、作業によって、得意分野があります。

 

万能なのは先細タイプでしょう。

こて先-BI 万能タイプ

 

一部だけの修正作業、ハンダ付けの除去、相手(ハンダ付けの対象)等によって使う先を選択します。

 

ただし頻繁に付け替えることができないので、使い慣れたこて先を1つ決めておくことは大切。

 

ハンダ付けは、いつも決まった机上でするとも限らず、現場、屋外、出先の現場で手持ちの道具だけでする、しなければならないことだってあります。

 道具や機能に頼りすぎると、出先の作業に持って行く道具の量が不安とともに増えます。

 

道具だけに頼ると、応用が効かず、あれがないから、これがないから、出来ないと現場でいうわけにもいかないので、仕事でも、電子工作でも、得意な道具を広く使うのも経験を育てるのに役立つでしょう。

 

こて先の形状と熱容量

ハンダ付けで重要なのは、ワット数やヒーターの温度ではなく、熱を与えるこて先の温度です。

 

熱を与えて、ハンダを溶かす、冷えて固まる という流れから

どれぐらいの熱を与えるかを、接触面積や、熱容量の違いで、こて先の形状によってハンダ付けのしやすさや特徴が変わる

 

先細 万能のこて先 (BI)

万能なのが、この先細のエンピツのようなこて先。

 

こて先形状-BI型 白光製品型番でBI型

 

ほとんど標準にこの先細のこて先がついています。

 

これから電子工作を始めるなら、

最初は、1つこのこて先を使いこなすことがハンダ付けに慣れる良い方法だと思います。

 

電子工作で全般にどこにでも使える。

先を重点的に使えば、細かい面実装の部品だってできるし、(人により好みはあるが)配線、平面と工夫次第であらゆる場所に使える万能のこて先。

 

最初から道具の機能に頼っていると、機能の手助けナシにはハンダ付けがうまく出来ない! ということにもなりかねません。

 

  • 当て方の角度を変え接触面積を増やしたりしながら、熱の与え方を変える
  • 先だけをうまく使う、根本を使う

など

ハンダの溶け方、流れ方をみながら、加熱時間を、当て方を変えたりすることが必要で、慣れたもので工夫しながらカンを養うのも大切です。

 

マイナス型 (D)

こて先形状-DI型 白光製品型番でD

 

先細は、寝かせて当てても”線”で接触しますが、マイナスは”面”で接触させられて、先細を寝かせて当てるようにしなくても線や面を当てられる。

 

当てる面積が広く、先細よりもいっぺんに熱を与えられるので、広範囲に使えます。このこて先を標準にして使うことも多い。

 

こて先1 斜め円 (BC)

よく使う、熱する力が一番大きいものです。

 

こて先形状-C型 白光製品型番でC型

 

こて先の熱保持が大きく、当てる接触面積も大きいことから熱する力が大きい。

その分だけ、先細のこて先よりも、充てる時間を短くするなどあわせた対応で作業する。

 

当てる角度や、入れる角度があり、基板上では作業が進み、部品が載っていくと、最後の方で、部品を避けて斜めから入れてハンダ付けするような、狭い場所でのハンダ付けがしにくいこともある。

 

総評

こて先は様々な形状がありますが

その先の形状によって、得意なハンダ付けの場所があるものです。

 

経験上、1つのこて先形状を、万能にすべての場所に使うのは難しいので

最初は、こて先の形状や交換にこだわらずに、もともとついている、万能な先細タイプ

 

こて先形状-標準付属_BI型

 

使い慣れるのがハンダ付けの基本になると思います。

 

こて先の選択や交換にこだわるのは、十分慣れてからがおすすめです。

 

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2016/ 6/18