ハンダ付けの方法1  

ハンダ付けの基礎と方法、コツについて。

 

これからハンダ付けを始める人の入門と手引きに 基礎、手順や注意点。
はじめは基礎にそって基本的なことを身につけ、慣れるコツ

ハンダ付け 入門

ハンダ付けには基礎的なことがあります。

 

まずは基礎で製作をしてみて慣れることが基本。
手順にそってやってみる。自分流にアレンジするのは基礎を一通り終えた後の方がよいでしょう。

 

方法の基礎

ハンダ付けは、いつもハンダごての方にハンダを持っていって押し当てて溶かします。

 

 

ペンキ塗りのように、あらかじめ溶かしたハンダをハンダごてに乗せて塗るようなことはしない。

 

方法やコツの前の原則

何より大切なことは、方法やコツの前に 目に見えないことも多い。

最初は基礎を大切にしよう。

自分流に速く仕上げたり、はしょったりするのは、基礎を十分終えてからに・・

 

幾度も経験した中から学び取ったのは、目の前の作業を着実に進める大切さ

 

 

素早く作って完成させる。

その荒い作業のために、あと不良の原因となるアラが見つかる

よくあることです。

 

電気にしろ、回路にしろ、機械にしても、

後から不良箇所を見つけて直すのは相当の時間がかかります。

 

それよりも着実に「これでよい!”」という手順で進めて着実に作った方がトータルでは早くなります。(結局は QC:品質管理 の原則に戻る)

 

 技(ワザ)に酔うものは、技(ワザ)に溺れる

 

何より入門としては、基礎を固め、各手順を着実に進めるようにしましょう。

 

ハンダ付けの方法 基礎 

ハンダごてのこて先は、一番万能な先細を使い、

温度調節などの機能のない普通のハンダごてを使用した、一連のハンダ付けの手順。

 

こて先は標準の先細=エンピツ型が標準でついてきて、万能です。

 

ハンダごてやハンダについては ハンダごての選び方 参照

 

 

最初はこれを使い慣れるのがよいでしょう。

 

ハンダ付けの順番 手順

 

1 部品の固定

ハンダ付けする部品をあらかじめ固定しておきます。

 

 

ハンダ付け面(裏面)

 

部品を差し込んだら、裏側で落ちないように足を曲げて固定しておきます。

 

ハンダ付けは 片方にハンダごて、もう片手にハンダ を持ち手がふさがるので、部品を固定しておき、後はハンダ付け作業に集中できるように、ハンダを流して固まれば良い部品の姿勢をあらかじめ作っておく

2 対象のあたため

先にハンダごてを当てて しばらくあてておく

 

(予熱 1秒弱~2秒)

 

こて先を当てる。
角度を変えたりして、こて先を接触させる面積を変えたりして与える熱を調節

 

斜めに当てて接触面積も増やすことなどで与える熱を調節

基板の緑の部分には、熱で基板がいたむので当てないようにする。

 

3 ハンダを溶かす

ハンダごてに、ハンダを押し込んで溶かすように当てる。

 

ハンダごてに押し当てて必要なハンダの量が流れたら、ハンダを引く

 ハンダが溶けて流れる。

 

ハンダを引いて、ハンダごてはそのまま静止

 

4 定着

ハンダごては動かさずに静かにそのまま(1秒弱~2秒程度)おいてから、ハンダごてを離して固める

 

 追加説明 下記

 

これで一連のハンダ付けの作業。

 

1~4 どれも重要なハンダ付けの手順なので、それぞれを着実に、落ち着いて進められるように練習。

 

 

RSコンポーネンツ

RSbnr001

作業前の準備

作業前には、ハンダごての台やコードを邪魔にならないよう机上を整理してから始めよう。

 

順調にできるよう作業机上が整っていないと、コードが邪魔になったり、部品がなくなったりしやすい。(実際にこれは品質に影響するのだ)

最初の整頓から作業は始まる。

 

ハンダごての電源を入れたら十分暖まるまでまって、ハンダを溶かしてみてその状態で温度が上がっているかを見ます。(ハンダごてによって時間は違う)

 

最初のはじめの1発は、ハンダをどっと先に溶かしてみて、十分溶けたのを見たら、こて先ぐるり(外周)をクリーニングするとよいでしょう。

(終わりは、クリーニングしてハンダを付けて保管)

 

固定について

手が2本しかないので、ハンダ作業中は手がふさがっているので、
ハンダごてをもったまま部品を触っていると、ハンダごてがどこかに当たって溶けたり、と問題が起こりやすいので、ハンダごてを持って行く段階には固定しておく。

 

固定しにくい場合は、作業台やヘルパー、目玉クリップなどを活用しましょう。

 

こて先の清掃(こて先 クリーニング)

作業中に先が汚れや残留のハンダを含んでくるので、

ハンダ付け作業の合間にも適度な間隔でこて先をクリーニングをする。

 

手順4)

 

手順4の写真では、
仕上がりで離したときにハンダごての先にハンダがすこし残っています。(糸引き)

 

これは、前のハンダが先に残っていて、汚れといっしょに熱っせられ過ぎて流動性が無くなったハンダが載ってっていため。

 

温度がまだ十分上がっていない時や、熱を加え続けハンダ付けに時間をかけすぎた時、クリーニング不足で汚れや残留ハンダを含んでいたり、などの場合に"糸引き"は起こりやすい。

 

そのために、ハンダ付けを何カ所かするごとに、こて先をクリーニングをします。

 

金属ワイヤー式で

 

 

金属ワイヤー式のクリーナーは、ブスッと数回差し込むようにクリーニングする。

こじったりするとバネになって熱いハンダが飛び出るので注意

 

同じところばかりを使うことになるので、中のゴワゴワ(金属ワイヤー)を時々回して、違う面も使いましょう。

 

水スポンジで

スポンジタイプは、必ず水を含ませて濡らしてから使用

(このスポンジは、乾いた状態でカチカチです)

 

付着したハンダ取りにはヘリを使ってカスをミゾに落とすように。

 

 

このこて台は、 間にミゾがあり、

スポンジのヘリでこすり落としたハンダカスがたまるようになっています。

 

 

ハンダの残留物で汚れた面でクリーニングしてもきれいにならないので、最初に角でハンダを落としましょう。

 

スポンジの平面でこすってクリーニングしていると、ハンダがスポンジ表面について汚れる。

 

角がない1枚のスポンジの場合、切ったり、間にキリ欠きを作ってミゾを作る

 

 

白光純正のハンダクリーナー(スポンジタイプ)

 

最初から"切り欠き"がある

 

 

水スポンジは同じところばかりを使わず、全体を使う方がよい。

ジュッと蒸発するので、時々水を足す。

 

作業はじめ、作業中、作業後、ゴミや汚れを含みやすいので、適度にクリーニングしながらハンダ付け作業をします。

 

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2016/ 6/18