kaiseテスター KU-2600
日本メーカーの標準的テスターのレビューです。
おすすめのテスターです。
テスター ku-2600
一番常用しているテスターですが、性能はP-10などと同等です。
ちょっと大きめ。ゴムカバーが付いています。リード棒は金メッキ。

電池は単三電池です。
外国メーカーの大型は9Vや単三でない電池が多いようですが単三電池がやっぱり使うにはお手軽。
このテスターを使っていて一番気になる点は、中央の回転つまみをカチカチ回すのが硬いこと。
確実に止まり固定感はいいんですが、ガチャガチャと回すような感じがしてそこが不満。(簡単に回っても困りますが)もうちょっとイイ感触にして欲しいところです。

このようにスポッとゴムカバーを脱げます。
脱ぐと印象が変わる。
この機種ではバックライト付きがないこと

足を起こすと、斜めに立てて使えます。机の上の測定作業に便利。
立てるとちょっと測定器らしい雰囲気が漂います。
ボタンではなく、中央の回転つまみをoffのレンジに回すことでoffににします。
回さなくてもボタン式でOFFにできるのは確かに便利ですが、ボタン押すと不用意にどのレンジからでも始まるのは短所でもある。
日本メーカーのは、電源ONボタンではなく、回転ON式になると思います。
切り忘れると自動で電源OFFの前にピーピーと警告音がどこからか鳴って 何の音だろう?
と探すのをこのテスタでは1度は経験する
スペックと性能
直流電圧 600V
交流電圧 600V
直流電流 40m/400m/10A
交流電流 40m/400m/10A
抵 抗 40MΩ
静電容量 0.1n~200μF
周波数 9.999Hz~9.999MHz
デューティー比 0.0%~99.9%
導 通 約50Ω以下でブザー、
開放端子間電圧 約0.44V
ダイオード 開放端子間電圧 約1.5V
部品や周波数の測定性能は標準的なものでしょう。
特徴では電流10Aまでの電流が測れるところ。。
その他の機能
偏差測定、レンジホールド、ディスプレイホールド
オートパワーオフ、 リセット機能
通常の電圧などの測定はVΩの差し込みへ。
電流測定の時は、左側の差し込みに変えます。
このリード棒の差し込みを10Aのところに切り替えて差し込みます。mAと10Aの差込口
忘れてそのままに電圧を測っているとヒューズが飛んだりするので、電流測定の時は注意。
本体が大きくゴムカバーがあるので屋外でも使うテスターに適しています。
いつでもちゃんと動く信頼性と、大きくはっきりした使いやすさは測定器として頼りになる。
リード棒もペンのように持ちやすく金メッキなのがやっぱりいいです。
表示される反応速度が少し遅めですが
別段、特別なところもないと思います。
大電流も測れるし1つは日本メーカーを持っておくと信頼出来る。
ずっとKAISEを使っていますが、過不足もなくいつも使える。電池も普通に長持ちする。
車、バイク 屋外作業になると大型がぜひ必要です。小型は小さくなくなりやすく、外で使うとあまりに小さい。。耐圧も弱いので屋外なら大型を。
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