モーターの回転スピードを変えるには
SWでON、OFFの基本は一応出来たので、次は回転速度を変えるのコントロールです。
モーター制御する回路はドライブ回路と呼ばれる
ON、OFFよりもモーターを操っているという気持ちになれる。
モーターをon,offする回路
加えて、モーターの回転スピードを変えるためには
思いつく方法として
モーター回転スピード制御
モーターの回転速度をコントロールするためには、モーターにかかる電圧を上げたり下げたりすることで、速度を変えることができます。
いくつかの候補の回路
① 抵抗を付ける
可変抵抗(ボリューム)を配線に取り付けたらボリューム回すだけで自在に回転が変えられ簡単そう
SWでON、OFFさせる に続いて、そこにボリュームを付けたら、モータに行く電流が絞られて回転もコントロールできる。
原理から、これでもモーター回転はコントロールできそうです
② 電池を直列に増やす
乾電池なら電池を直列に増やすと、電圧があがる。

このように 電池を直列につなぐと
1.5V → 3V になってモーター回転が上がる
そして、もう1つ増やして3本=4.5Vにすると
モーターは苦しそうに うなる・・
電池を増やすとモーターは速く回せる
(工作少年は一度は経験してみたことでしょう)
③トランジスタを使う

すでに実験的に
でやってみた方法で実現できます。
いくつか方法を上げましたが、どれがいいのか?
モータースピードコントロールの回路
可変抵抗で
① モーターへの配線に可変抵抗(ボリューム)を取り付けたら?

原理ではこれで出来るハズです。
でも部品から考えるとムリがあります。
実際にやると可変抵抗(ボリューム)自体が発熱します。。
さわれないぐらいになったり、、電流が大きいと可変抵抗の中に火花が見えたりします。または可変抵抗から煙が・・・
モーターは大きな電流が流れるので、そのラインに割って入り、激流をせき止めるような方法は可変抵抗1コに背負わせるにはあまりに大きな負担です。
原理としては出来ますが、大きな電流に使うのは大きな電流を流せる容量の可変抵抗(ボリューム)が必要で、この方法をムリに押し通し使うのは通常では実用には向かない。。。
小さなモーターだと電流も小さくて回るので出来たりしますが、同じ調子でやっていると。。電流が大きくなると可変抵抗(ボリューム)から煙がでます。
抵抗切り替えで

可変抵抗(ボリューム)使うのではなく、
抵抗を使ってこのように2段階のSWで切り替えの調節にしてみると
これなら、段階的な切り替えで、可変抵抗(ボリューム)でなく、通常の抵抗なので・・・
しかし、可変抵抗でなく通常の抵抗を使う場合でも少し大きな電流では、抵抗は容量オーバーで抵抗がアツアツになります。
電圧によっては通常のカーボン抵抗1/4Wなどではすぐ容量オーバーになる。
また電流が大きいと、切り替えSWも安易に小さいモノは使えないのは、以前 で出てきた通りです。
そして回路を作るには部品の知識も必要で少しずつ、なんとなく実験をやっているとわかってくるもんです。
③トランジスタで
小さな電流で大きな電流をコントロールする
トランジスタの増幅の使い方でできます。
既に出てきた パワートランジスタを使った モーターコントロール回路
トランジスタやモータの特性などで、つないでパチッ それで完成というわけにはいかないものでした。
実験的に間にエミッタフォロアなどの回路入れたものを紹介していますが、もう少し小さいベース電流で反応するTrならモータードライブ回路だけのところに可変抵抗を入れるとコントロールできます。
ベース電流の小さな電流 これでモータに行く本流の大きな電流をコントロールする
モーターON、OFFと同様に、直接ではなく動けの信号をコントロールしています。
もっと単純に考えると乾電池の例で
1.5V→3V になってモーター回転が上がる 乾電池を直列に増やすと速く回るんですが、電池を直列つなぎにして、増やせば早く回る。抵抗をで変えるのではなく、乾電池の接続を1本→2本と増やすような回路。
この方法は、実際はモーターの電源電圧を変えています。
電池で電圧が 1.5V → 3V
②電池を増やす

乾電池を増やしてモーターの回転速度を変える方法は簡単に実験できます。
この方法は、よく考えるとモーターに加わる電源電圧を変更することでモーターをコントロールしている。
電源電圧を変えると、モーターの回転速度を変えられます
続いて、電源電圧を変更する
モータースピードコントロール回路2(続き)へ
- twtter
- google+
- hatena