PICをはじめるには 開発環境として
PICマイコン自体は安いものなら100円程度で買えるのですが、その他開発環境が必要
- 開発ソフト
- 書き込み機器プログラマ(ここでライタはと呼びます)
- 書き込みソフト
- PICマイコン が必要です。
その開発は
- 開発ソフトを使って ソフトを作るの
- ライタで、書き込みソフトを使って、作成したマイコンソフトをPICに書き込む
そして実行して、動かすということになります。
PICをめぐる環境もこのHPを書きはじめたときから、いろいろと様変わりしているところもあります。
(2008/7月)修正
(2015/4月)修正。
1.開発ソフト
フリーで発売元が提供しているMPLABがあります。(アセンブラ言語)
さすがに発売元提供だけあり、とても優れた開発環境です。
アセンブラの開発環境ですが、最初はアセンブラからやったほうがマイコンがわかっていいと思います。
2.書き込み機器
プログラマ、ライターなどと呼ばれる書き込み器機、ここではライタと呼びます
パソコンで作ったソフトを転送して、PICに書き込むための機器です。
* ここではライタを自作する話です。
今なら
電子工作正統派の取るべき道は 純正のPICkit3でしょう
値段も安く、純正品。一部デバッグ機能も含まれています
しかし、ここでは 2.書き込みライタを自作からやってしまう話です
自作ライタにはいくつか種類があり、次からのライタ制作で紹介。
ライタができれば書き込みソフトはフリーでダウンロードでき、PICとケーブルがあればできる。
しかし、これは、いかに安くPIC開発環境を作るという話では決してありません。
初心者でこれからPIC始める人は動作確実な市販品から始めるのが賢明です。
市販品には信頼性というものがあります。もし、その製品に対応と書いてある機種で正常動作しないとなれば発売元が対応してくれます。これまでの販売し、積み重ねた実績、いつでも正常動作するという安定性もあります。
自作には、安い、面白い、やってみたい、などの魅力がありますが、正常動作しなかったところでだれも責任をとってくれるわけではありません。また下記のような問題も後々出てきますのでよく考えてください。自作はあくまで自分で問題解決が基本です。
近くに教えてくれる人がいるならともかく、初心者で、これから一人でPIC入門の方には決してすすめられません。
初めはすべての環境を整えて始めてもトラブル続きとなることが多いので、
うまく動作しないとき、
- 自分の作ったプログラムに問題があるのか
- それが書き込みソフトの設定なのか
- ハード(書き込み装置)の問題なのか
これら切り分けが出来ず、泥沼にハマることが予想できる。
RCDライタという単純な部品でできるライタが公開されていて、あまりに簡単に作れるので、とりあえずやってみることにした。JDMライタよりずっと簡単。
すごくお手軽に基礎的な部品で作れるRCDライタから初めてライタを作った制作です。
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