18Fシリーズについて
16Fシリーズでは、使いにくい点がいろいろありました。
PICがバンク切り替えなど過去の遺物のようなものを引きずっているのは、後発の利点と言われたAVRでは感じなくてすむものです。
PICは、18シリーズ以前の16シリーズでは、AVRの方がいろいろと勝っている点も多かったのですが、18シリーズで便利な点はAVRと同等になったようです。
マイクロチップ社のPICは 8ビットに注力していたようです。
PICの道のり Microchip Technologyの系譜
そこで18Fシリーズはごっそり変えて18Fシリーズになるとかなりが改善している。
初心者はこちらの方が使いやすいのかもしれません。
PICfun PIC18シリーズの概要
書き込みライター
AVRはISPライターが一般にありましたが、PICもISPのUSBライターが主流になってきました。
以前ここで紹介したライタについて
18Fシリーズ対応は
純正ライタは当たり前だけど、
- 秋月ライタも18Fシリーズに対応しているようです。
ファームウエアをアップで使える。18Fシリーズのチップも取り扱いを増やしています。 - RCDライタ 書き込みソフト
PICProg4U の対応チップで18Fシリーズもあります。
PICでのC言語利用
以前は、Cコンパイラは開発元からは提供がなく、他のコンパイラをMPLBに取り込んで使うという方法でしたがPICもマイクロチップ社からCコンパイラの提供が始まったようです。
CコンパイラはこれまでPIC16Fシリーズでも
- CCS-C (市販品有償 バージョンアップのたびに購入が必要)
(以下は市販品、制限付きで無償利用可能)
- PIC C Lite
- HighTech C (HI-TECH)
- MicoroC
など使ってみましたが、なんだかしっくりこなくて常用するまでには至らず。
(一般的なのがCCS-Cのようですが、上記理由で使い続けるには至らなかった。microCが一番良さそうだと思いましたが)
HI-TECH C は2009年にマイクロチップ社が買収し、これでコンパイラ提供を始めた様子
PICfun
-HI-TECH Cコンパイラの使い方
18Fでは
C18コンパイラの無償版が利用可能(試用後に一部制限:最適化の利用制限 がでる)
発売元のMicoChip社がCコンパイラを提供し始めたようです。
PICfun
-MPLAB-C18の使い方
自分では18Fシリーズは使っていなくて予定もないので、以上は使っていない上での情報です。
(私は18Fを使うより代わりにAVRを使うことになり、ごっそり重点がAVRに移りました。これで一気に開発環境やチップ問題も減りました、増えた問題もあります・・)
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