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代わりのソフト


        

代わりの基板データ作成ソフト


フリー基板データソフト PasS はお助けかと思ったけどもこのTD4への道には使えなかった
基板の完成イメージは事前に作りたいので、代わりのソフトを何か探すしかなさそう。

●オマケのソフト

一太郎のオマケ感のある花子の、さらにオマケのフォトレタッチならペイント系で少し使い慣れている。
オマケのオマケにしてはなかなかの機能でフリーソフトよりは機能がありそうです。
(ホントにオマケなのかずっとバージョンアップされないみたいです あんまりオマケというと怒られそうです。。花子も知られたちゃんとした単体パッケージソフトです、フォトレタッチは花子から呼び出せたり単体で使えたりする)

フォトレタッチそれでなんとかならないか・・・
せっかく大型基板を作ったのでそれの上に重ねていくことでできるかも? と始めてみました。

基板の上に、PasSの部品データファイルを使って重ねていくと。。
移動できて、配置をつけられる

レイヤー機能で、別画像ファイルを加えるの方法がわからないけど、いったん切り取ってコピーすればできました。
さらに、部品登録しておくと、いつでも呼び出せる!
一度読み込んで、切り取ったりして部品として保存をすると以後使えました。

こんな機能があったとは!、、、これぐらいなら市販ソフトなのであってもおかしくないかな。
レイヤーの機能を使うと、これならとりあえずなんとかなりそう!

レイヤーの機能ですが、画像編集ソフトにこの機能があるのを昔は知りませんでした
これなしで、デジカメ写真を編集していたので書き直しが多々ありましたが、この機能がフォトレタッチでもあるのに驚いたのでソフトによく付いているレイヤー機能紹介です。

レイヤー機能の紹介


レイヤーはCADなどだけで使う、特有の機能と思っていたのですが、いろんなソフトに使われている概念の機能でした。

デジカメ写真の落書きの説明がわかりやすい。

上にこんなふうに透明のセロファン紙を上に重ねるような概念の機能


 通常は自動でレイヤー1になっている

 この上に 別レイヤー2をつくり

 レイヤー2に落書きすると





 見た目はこんな風に重なって見える



レイヤー2に落書きをすると 書き直して消しても 下のレイヤー1(元写真)には影響がない。
重なって見えるので、元図に直接描くのと結果は同じ という 非常に便利な機能

これをやらずに 直接 写真上(同じレイヤー)に落書きして あれっ失敗した とヒゲを消しゴムで消すと
 こんなになるのだ

元画像まで消える  すると最初から元画像読み込んでやりなおし・・元画像を残してないと目も当てられない
レイヤー機能はあっても設定をしないと起動時のオートのレイヤー1上に全部書いていたことになるので、そのレイヤー上のものは、修正するとみんな影響を受ける。

ペイント系にもレイヤー機能があるのを知らないときは、デジカメ写真の上に直接落書きしてましたが、ちょっと失敗して消すと、、こんな風に写真も台無し。

レイヤーを使うと
上に透明なセロファン紙をのせてそれに書くので下には影響しない。
花子の場合、レイヤーはなぜかプレーンという名前になっているが。。フォトレタッチはレイヤーの名前で項目がある。。


実装を描いてみる


これを使って、ICの部品を乗せて移動、配置してみました。
PasSの部品だけ使わせてもらい、部品を配置してみる
あれ、これは使えた。

部品を配置して色線でつないでみると、、これでいけそうな感じがします。
いろいろ試すとレイヤーを変えておくと配置の変更もできそうで、目処(めど)がたった感じ^^



 試しに ICムカデを取り込んで線で結んでみたところ


 何となくいい感じになった。。。








これなんかPasSと似ていますが、PasS上みたいに簡単にはできません。
裏面も反転して書いてみよう。

配線もラインで書けるのでPasSの部品を使わせてもらって出来そうです。PasSみたいに簡単便利には出来ず手間暇かかりましたがなんとか配置、配線はできた。

PasSの部品だけ使わせてもらうことになりましたが、将来PasS 大型基板の対応にも期待。


最後に PasSについて


PasSを知り、この TD4への道で本格的に実用しよと予定していたのですが、あまり触らず終いになりました。
今回は残念でしたが、PasSは可能性を感じるソフトです


視覚的、直感的でカラフルで親しみやすい。
回路ソフトとしてはまだあまり知られていない様子で、PasSで検索しても pass(パス)の内容ばかりが出てくる。。

マウスで部品群から持ってきて並べて配線していける、裏返すと枠と部品足が表示されている。
PC上で、ハンダ付け前の基板に部品乗せをやっている感じです。配置が事前に検討でき、視覚的操作で取っつきやすい。

ユニバーサル基板で作る人はぜひ使ってみてください。

ちょっと使ってみた感想なのですが、ネックかもと思ったところなどを

やっぱり部品を、ユーザが簡単につくれないものかなと思います。部品を手軽に作れないと広がりにくいかもと思いました。
Windows付属ペイントのペイントで作成、または、Bsch3Vのように部品作れるライブラリ作成エディタのようなものがないと部品は様々あるので付属部品だけでは難しいところがあるかもしれないですね。
反対に、そういうユーザ部品があると、カラフルなのでいろんな人が部品ライブラリ作って公開し広がっていきそう。

あと印刷機能がないので画面コピーして他ソフトで印刷になりますね。
基板配置、配線ができたら 印刷してそれを手元に さあ!ハンダ付け となるわけですが、
ハンダ付け手元資料用には全部カラーでなくても 白黒でライン枠風で配置配線がわかる印刷が出来る なんてあったらいいかも・・・

期待感で希望が先行していますが、これからのバージョンアップと発展に期待です。
これからも使えたらHPの資料などにも使わせてもらおうと思います。
 
TD4 次はいよいよ 基板が画面で出来上がるでしょう


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