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お助けソフト 現る


        

基板の配置

TD4に使用する基板ですが、サンハヤトの大型基板で作られています。これは扱っている販売店が少なくい。

秋月に特大基板が新しく出ています。

かなり大きい!(写真はちっさいけど) 
秋月基板 特大タイプ 2.54mmピッチ(310x228mm)
 310x228mm(A4用紙よりも大きいサイズです) − 商品説明文より

これを使うと、もはやROM部分はAVRマイコンにとって代わられたので、ROMは小さくなり、本来のTD4指定のサンハヤトのかわりになりそうです。

大きな基板だ、大盤振る舞いで余裕の間隔をあけて ICを配置出来る! なんて考えているとあんまりいいことないのは経験しています・・

ユニバーサル基板で作る場合、
なにも決めずに回路図から作ると、最初は適当にICなどを置いて作っていくワケなんですが、、

最初のうちは 余裕があるので広めに ユウガに配置して作っていくんですが、、後の方になるとそのうち 地上げされてしまい残りスペースが少なくなってきて場所が無くなってくる・・・あとになるほどセセこましい作りになってしまう^^;

それで次に作るときは、最初からスペースを取らないように・・と細かく作ると、後になるほど場所が余ってしまい、空き地が広くてなんか落ち着かない・・ こんなことになりますよネ^^

TD4はICが10コ以上、電源やクロックのICもあるので、最後にスペースに困らないように、まずは基板の配置や実装からの計画を考えます。


ユニバーサル基板用 ソフト


ここで、お助けソフトが登場しました。

PCBE、Bschは有名な回路フリーソフトですが、最近 PasS というソフトを知りました。

ユニバーサル基板用のパターン作成ソフトです。

イメージ画像 (7PasS HPより)


PCBEはユニバーサル基板には使いにくくて、ちゃんと作るときにはこれでユニバーサル基板の穴数を数えてソフトで枠を数に合わせて作っていましたがユニバーサル基板には使いにくい。。

せめてソフトでユニバーサル基板の大きさの上に、ICだけでも置いてバランス見れたら と思っていたのですが、ユニバーサル基板ごとに基板データを作る、ICごとに大きさのデータを作っておく必要があるので、PCBEではなかなか簡単には出来ないもんです。

  PasS

このソフト最近知ったので、まだたいして使っていないのですが、ちょっと使った感じ これがやりたかった!
という機能のソフトです。

ユニバーサル基板用のソフトで、市販のユニバーサル基板データがあり、ICや部品データもある。

基板上に部品を置いていくだけで配置でき、配線もつなげられる、そして、裏面が自動で表面の配置に従って作られるソフトです。

まさにユニバーサル基板派には最適そうです。その他、結果をPCBE用にデータにして出す機能なども。

うまく使えなくても、市販のユニバーサル基板はだいたい種類も大きさも決まっていて種類もある程度なので、基板データがあれば最低 基板上にICを置いてバランス見るだけでも使えそう。。

これを使うのじゃ と喜んでいたのですが、
基板データには 秋月で最大の 310x228mm 基板はありません。

PasS 基板データ作り

基板や部品データは、インストールしてみるとまだあまり充実していない模様ですが、基板データ作成方法の説明があり、これから使用者が作って公開してみんなで充実させて増やして行くような感じですね

HPの取説などから、基板データの造り方があるので、よく使われる秋月のものなので、早速、今回の計画のためにつくって、公開しようと作ってみました。

このソフトのデータは、ペイントソフト系で作る画像データだそうです。
慣れたドローソフトの花子で作ろうとしましたが、ピクセル単位なので設定をしらべてみたけどピクセルの座標設定はわからなかった。ドロー系ソフトでは難しそう。
作り方の別紙説明もWindows付属のペイントでの作り方があったらペイントでやるんだけどなあ。
(ペイント系の市販ソフトがなければ自分で部品作れないなら、公開してみんなで充実させてくのは広がりにくいかもしれませんね)

取説で、基板は単に背景として表示されるだけなので穴位置は正確でなくても表示がちょっとずれるだけとのことです。
Windows付属のペイントでも出来るかもしれませんが座標の指定が出来なさそうなので、
一太郎のオマケの感のある花子ですが、さらにそのオマケの フォトレタッチでやってみた。。

最大基板なので画面スクロールが出てやりにくいが、なんとか素の大きな基板データを切り貼りして完成!
 と思ったけどまだ 基板の裏面データも作らないと。。。

表、裏作って、基板データフォルダにいれても  機能しない

取説には、最大 基板大きさ制限があり出来上がるとこの秋月最大基板は はみ出している・・・
せっかく作ったけどダメみたいです。

念のため作者に問い合わせてみました。

  回答をいただけて、やはり
   ソフトの最大の大きさで使えない とのこと。。
   こんな大きな基板は想定してなかったとのことで、バージョンアップなどのときにできたら対応も検討とのことでした。。

やはりこの最大基板は、このソフトでは使えない
実装の計画段階で お助けソフト現る とおもったけど、このTD4への道では お助けにはならない様子です。
基板データも作ったけど、、計画の勢いがそがれてしまった

でも、こんな大きな基板はまれなので、ユニバーサル基板派にはこれから使えそうなソフトではと思います。
あまり使っていないのですが、PCBE、Bschにならぶ、回路ソフトの定番になるソフトかもと感じました。
また他の機会にためしてみることにしましょう。

やっぱりTD4への道には使えないので、なにか配置だけでも図にして考えたいと思います。
なかなか 次に進めない


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