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確認作業


        

テスターで確認


さて、クロックとリセット部の基板での制作が出来たので、動作確認です。

   動くかな? 着実に作ったので動く手応えはありです。

その前に

●導通確認

ハンダ付けがちゃんと出来ているか導通での確認です。
基板の配置と配線図をみながらつないでいるところをテスター導通レンジにして、当てて確認していきます。

この辺は、基板の配置と配線図と 実装が同じなのでつながったラインの所の導通を確認していくだけなのでとてもやりやすい。表面から足にリード棒を当てて、つながっているところどうしを次々と確認しました。


不良発見!



不良だった箇所)

・プッシュSWのところ
 この下のSWはユニバーサル基板用の足間隔でないのでムリ穴に入るようにいれるので裏面まで足がでないままハンダ付けしました。もう一つは、1つの足が穴にちゃんと入っていなかった。
表面から追ハンダ付けしました

・ハンダ付けの忘れ
基板に部品の足を曲げて、配線としてつながるように固定したあとハンダ付けするわけですが、部品1つ1つを取り付けて、あるていどの数の部品を配線状にセットしたら、まとめてハンダ付けしないと効率わるいので、いっぺんにハンダ付けするのです。1カ所ハンダ付けが抜けていました。

こういうミスは時々あります。
全部の部品をセットして、あとは全部の箇所をハンダ付けするだけ というのが理想ですが部品がうごいたり、背の高さで取り付けの問題もあって、
  全部セット →あとはハンダ付けだけ →完了 というわけにもいかず、あるていどのせたらハンダ付け。。となります。きれいに曲がって配線となってついているとハンダ付けを忘れたりする箇所がでます。


再度確認して マル


電源を入れる


いよいよ電気を送り込みます。
送り込むまえに導通確認で確かめましたが、、まだICなどは取り付けず、この本にもあるように取り付ける前のチェックをしました。

ICは載ってないのでICが壊れることはないですが、載っている回路でこわれそうなものがあるとできるだけそれを避けて(ハズしたり、またはまだ取り付けやハンダ付けせず)から電気入れるようにしています。

このブロックはIC以外はこわれそうな部品はないので、GO GO
(そのまえに電源のブロックの確認はしてある)電源の確認だけはしておきましょう。。+−逆だったなんていうと。。

  そして トグルスイッチをパチィ

電源LEDが光った!  あとは何もおこらない   当たり前だけど。。。

GND と 直接電源が来るライン につながるところを電圧レンジにしてテスターで測定しました。
ICの電源足、コンデンサ、などなど。

  電源電圧と同じで マル


ICを取り付け動作確認


次はICを刺してのチェック

  トグルスイッチをパチッ

電源LEDが光った!  あとは何もおこらない  これも当たり前だけど。。。

なんか回路が働いていても、人にはわからない機能の動きなので。
電源などを測り、別段異常がなければ、回路がなにやってるかはわかりませんが一応問題はなしでしょう。

ここでICが焦げたりした方は TD4スゴロクふうには 2段 山を下り、1回休み というところかな^^)
電源、IC電圧、などをちゃんと事前にテスターで確認しているとICが焦げるなんてことはないと思います。

着実に段階ごとにチェックせずに進んでいくと、問題も一気に吹き出しますが、、それもいいんじゃないかと思います(^^;

いちいち段階ごとのチェックなんて洒落くせえ、、どんどんすすむのじゃ。。
という江戸っ子風気質 前進派の人がチェックを何度もするのは作っていて楽しくないし、、
着実派の人は、チェックもせずエイ、ヤーと作り進めて最後にONなんて落ち着かない方法では、ONが不安だし・・・
いくつかの失敗から自分に合った方法で進むのが一番良いと思います。
(私も、幾度の豪快な失敗を経ています^^;) 電源を間違ってコンデンサが破裂したのが気持ちいいぐらいの失敗でした。
(ボン と破裂するような音をたてて コンデンサは・・・破裂 ●~
また、途中のチェックなんて考えもしなかった頃には、
さあいよいよ電源ONで、ICからみるみる煙があがり、のろしのようだった。。ICってホントに燃えるんだ! と確認した出来事でもあった。。

一番はじめの動作確認より、なんども使って慣れたころにミスは起こるのでこの先も慎重に。。


周波数の確認


いったんSW をOFF  いよいよ動作確認です。
このブロックが機能通り動くか 動作チェック

クロック回路部なので、クロックはでるのか?
信号ラインにテスターをICクリップでつないどきます。
(作る買う調べる回路 のテスターで測定 のところに ICクリップについてなどを追加したので参考に)

このNOTゲートIC 1つで リセットとクロックの回路になっています。
まずは、リセット機能の確認。

●リセット部のチェック


ICクリップでグランド部をつかみ。。
+側でICのリセット出力の足をつかみます

電源SW ONにする
 テスターには最初は5V(=電源電圧)が来ている・・・ 

   そして、リセットボタンを押し下げで 
   0Vになった  離すと 5V(=電源電圧)、またもとに戻る

 何度か試してこれでリセット機能はマルでした。
 細かいリセット波形のタイミングまでは確認できませんが、これで機能確認はOkでしょう。


さて、本命のクロック回路。。
多分回路としては抵抗、IC、コンデンサが入り交じり一番複雑化もしれません。


まずは、いったん電源SW をOFF

●クロック部

テスターを周波数レンジにします。

GNDはそのままで、右の手動−自動 切り替えSW の中央部が クロック出力端子です。
ここをテスターのICクリップでつかむ (このへんは、テスターの項目、テスター測定の補助具 などの記事を参考に)
切り替えSWを上側(=自動クロック発信)にしておく

 準備はOK さあ、

         電源SW ON

         周波数でた! 10.5×Hz  

     赤い周波数切り替えSWを  パチィと横にすると、、
         周波数 1.05×Hz  

 切り替えで10倍にちゃんとなっている。。周波数は目標値と誤差が5%ぐらいあるけどこんなもんでしょう。


     ふう〜  安堵感・・・(^_^

クロック発信はちゃんと動作していました。

手動−自動 切り替えSWの 手動 部分は周波数チェックは正確にはムリでしょう、 リセットSWと同じような回路。
一定間隔:1秒に1回ぐらいで正確に押すと1Hzの表示になるはずですが。
(1,2,3,,と秒針みたいに正確に数をカウントするように押し下げ、1秒間隔が正確なほど 1.08Hz とか 1に近づいていく・・
 完成して一段落なので休憩に、人力クロック=1Hz目指して、少し遊べますね)

 これはリセットスイッチと同じチェック程度のチェックでいけそうですが、これは出力H,Lが反対になるかな。


丹念に、PCの実装から作っり、制作も着実にしたので 時間が普段よりだいぶかかりました。。
その着実さが報われた感はあります。。。時間はかけたけど、一つの回路を作り上げたという達成感のようなもの。

これで自信を持って次に進める。。次はROM回路
(進む前に、SWがいっぱいあるので 切り替えてこのブロックとテスターで動作確認も兼ねてしばらく遊べます^^)

次はROM部です。
近代的TD4ROM このクロック回路と一緒に動いてくれるかな。


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