テスター MS8221C の使用感想とレビュー

外国製の大型テスターのレビュー

 

価格が安く、付属品や機能も豊富です。
耐久性や正確さは細かいことをいわなければ問題なさそう。
性能から比べた価格ならやはり日本メーカーよりいいといえるでしょう。

MS8221C

MASTATHE の大きめ格安テスター


機能はKAISEのテスターと同等、しかもこれにはバックライトがついている! 
かなり安いけど内容は ?

 

 

大きさは以前のタイプより小さくなって大きめテスターと同等。

取説は英語のみ

 

見た目、ゴムカバーになっていそうですが、これはゴムカバーではなくケース。
外側はスポッとは外れない

 

 

背面のネジ2個を外して電池を入れる

単四3本  下にヒューズ

足を立てると
斜めに立てられるようになっている

 

 

使用感

各機能を試してみた使い方や使用感

 

操作部

日本製とは違い
ダイアルには OFFはなく、赤のSWです。
(手軽だけど、いきなり押したレンジから始まる)

 

オートレジです
Func で 機能切り替え(他テスターではSELだったりする)

ブザー、レンジ切り替えや、データホールドなど他と同等。

 

差し込みに10Aがあって、大電流測定も可能

使った感じは普通に使えます。


液晶も大きくて見やすい、操作感も悪くないです。安いのに意外なほど質感も、ボタン、ダイアル感もいいですね。

 

別売りのクランプを買うとクランプメータとしても使えるようです。

 

付属品

 

 

リード棒と
熱電対(温度測定用)
Tr、コンデンサ測定ソケット

この値段でこれだけついている

取扱説明書は英語です

 

 

付属の機能

リード棒の代わりに、熱電対をつなげ温度測定
トランジスタ と コンデンサの測定もついています。

 

付属のソケットは
コンデンサとTrの測定は普通にリード棒を当てますが、頻繁に使うときは、、この付属のコネクタを差し込むようです。

 

 

上側がコンデンサ差し込み

 

下側が Trの足差し込み用

 

 

 

フィルムコンデンサを測って見ました。

普通に測れます。

 

リード棒をあてても同じ

 


温度測定

リード棒の代わりに熱電対を刺す

写真で液晶上のコードの先の粒


ハンダ付けが落ちたときの塊の粒 ぐらいの丸を当てると温度がでる
接触温度計として。

 

 

TEMPレンジでは まず 摂氏℃でなく
かっし"F"になる。
(欧米重視仕様でしょうか)

 

Funcで ℃に切り替え。

手にあてて見ると 31℃になった。
ちゃんと測れる

 

 

バックライト

バックライトですが、 これは、自動で点灯ではなく、 黄色のボタンをしばらく押すと 15秒間点灯するという機能。

 

 

説明ではバッテリーを消費するので。。 ということに。

 

時間で自動ライトオフになります。グリーンきれいです。

 

全体に安っぽさも感じずに質感もいい感じです。

外のゴムのカバーがないのが、屋外や強電、持ち運びには。。ちょっともの足りない感じがする。


電池は偶数販売なので3本というのは中途半端ですが、9V電池よりましかも。電池交換のときは全部の電池を同じ新品に交換するのが原則

 

テスターは機種で特有の設定や操作が違うのでやはり取説は読んでおく必要があります。
付属説明書は 英語のみ

 

値段が安く、外国メーカーなので過度の期待はできませんが、 使い慣れてる人ならだいた

いの操作感はわかると思います。

 

マルチデジタルテスター【MS8221C】【デジタルマルチメーター】【多機能】【温度計-20度から1000度まで】取説付

マルチデジタルテスター【MS8221C】【多機能】
【温度計-20度から1000度まで】取説付

 

取説が英語だけなので,初心者ならこれ1つだけ持つというのには測定器として用途によっては不安も感じるかもしれません。サブ機などにもよさそうです。

 

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