モーター電圧制御の回路

moter-spdcontrol-3reg

モーターの回転速度をコントールする方法について、前記事でいくつか案を検討しましたが、

電圧制御でモーター回転をコントロールする回路

電圧を変動させることでモーター回転をコントロール

モーター電圧制御の回路

電圧を変えてモータースピードをコントロールするために、

電源電圧といえば 既に取り上げて出てきた三端子レギレータが使えます。

可変三端子レギュレータなら出力電圧の調節ができます。電池を1.5V → 3V と変えたような変更が調節でできる。


電源ICですが大きな電流を流せるのでモーターのコントロールに使える。

可変三端子レギュレータで制作した 小さな電源の制作 の電源をつなぎます。

moter-spdcontrol-3regモーターのところににフライホイールダイオードをいれてある
完成した 可変電源をプラモ用の小型3Vモーターにつないでみます。

 

電圧を変える電源側のボリュームを回すと、モーターの回転速度が変わります
作ったのは出力電圧が9V出る、こんな電圧がかかるとモーター壊れる恐れがあるので、注意してボリュームで小さい範囲最小1.3~4Vぐらいまでの調節範囲で使います。
プライホイールダイオードをつないでます。(反対向きに付けないように注意)

これでモーター回転コントロール回路です。
ボリューム(可変抵抗)を回すとモーターの勢いが自在に変わってなかなか楽しい

モーターコントロールは 下の最初の①の方法と同じく可変抵抗でしますが、

moter-spdcontrol-VR
このように直接モーターに行く電気を可変抵抗で絞るのではなく、電源ICの調節の方を可変抵抗でしている

 これも信号でコントロールする回路の一種といえます。

この回路は  電源回路=モーターコントロール回路 になっている回路です。

電源は電動機器のエネルギーの源(みなもと) この出を調節することで電動機器の具合の調節にも。。
電源は電源の回路に使うと思い込む、考えるだけでなくて、いろいろな電源調節に使うという手軽にコントロール回路が作れるというのも見方を変えるだけで機能が作れる1つの例になるかと思います。

 

ICでコントロール

moter-spdcontrol-VR 

moter-spdcontrol-Tr

 

以前出てきた増幅の説明のように、途中で突然エネルギーがわき出してくるわけでないように、あるものが途中で都合よく消えてなくなることもない。。


①のように直接モーターの道に可変抵抗を入れ調節しようとすると、可変抵抗が途中の負担を全部背負うことになります。

③のように可変抵抗で間接的にICを調節する場合なら、可変抵抗の負担は軽く、小さな電流しか流さなくてすみます。

可変抵抗の調節機能で直接モーターを調節するのではなく、Trを調節するのでもなく信号の小さな電流でICを調節しその調節によって出力が変わる。

 

①のように直接モーターのラインに可変抵抗を入れた場合と比べると、③のように関節的にICを調節するのは

見方によっては、①の可変抵抗の負担を他のだれかが背負っているとも考えられます。全体の誰かが楽をすると、その負担は知らず知らずに必ず他の誰かが背負うことになるもの。


このモーターのコントロール回路で負担を背負うはトランジスタや三端子レギュレターで、それを担(にな)うのに十分なICとして作られています。
電源ICは大きな電圧を降下させ大きな電流を流せ、その間に発熱もするが当然耐えられる。

これは可変出来る電源をモーターにつないだだけにも見えますが、モーターの回転を決める要因である電源電圧 この要因でモーターを制御していることになり、モーターコントロール方法の1つといえます。

実際に小さな電源の制作 で作った電源をモーター制御回路として使うことも可能。各部が役割の範囲で無理なく回っている回路です。

電源電圧を変更するのは いろいろな機器を 変動、調節できる手軽な方法です。
コントロールして調節に使う方法は幅広く使えます。モーター速度やLED、ランプの明るさを調節できる。

モーター制御回路として使うには、317の電源回路の部分を、つなぐモーターに合わせ、ボリュームなどがどのように調節されてもモーター仕様の範囲外にならないような回路の作りが必要。

 

このIC部の可変抵抗もトランジスタのドライブ回路と同じように、三端子レギュレターICの出力電圧をコントロールする信号となる部分の調節の回路といえます。

小さな電源の制作で作った可変電源ですが そのまま= モーター速度コントロール回路になりました。


スポンサーリンク
  • facebook
  • twtter
  • google+
  • hatena