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サンプル2 実行


        

ラーメンタイマー

LEDちかちか は即値転送とジャンプ命令程度しか使っていない。

最後のサンプル2 が残っています。
”次のリストがプログラムなのですが、TD4のROM容量(16ステップ)を使い切っています
 ・・・ええ、これが能力の限界です”           (本書より引用)
と説明される サンプル2を・・・

サンプル2はラーメンタイマーです。
3分間をCPUがプログラムによって時の進行を教えてくれるプログラム。

これが動くととりあえず完成と言えるんでしょう。

やっぱりココでもワクワク^^

●CPU:TD4の準備

これはアセンブラのプログラムが本にありますが、機械語データは載ってないです。
そこで、ハンドアセンブルをするしかない。できて間もないのか、こういう面倒なことでもチマチマと楽しい。
ジイサマ伝説のハンドアセンブルを今にやるなんてところが・・

せっせと命令表をみながら ADD A, 0001 などを 1,0データに書き直していきます。(ハンドアセンブル)

やっと変換し終わりそれを近代的TD4ROMソフトにマウスで入力していきます。
チマチマとマウスで入力。こんなことをして書き込み送信です。

こういうのは、裸足になって泥の中を地べたにぬっぽり歩く田植えをしてる実感みたいなものかも。そういうことが全部新鮮だったりします。
でも、農家の人にとっては
”そんなことで喜ぶのはやっぱり都会の人だなぁ すすんでじかに田植えなんて疲れることを
 今はいい田植機あるのにさぁ”
そんな違いなのかも知れません(^^;



CPUの設定は、自動クロック 、1s発信に設定。

さて準備OK。

SW ON!

LEDが3つ光るけどあとは変わらない。。

ジャンプ命令 キャリーフラグのジャンプJNC と 番地ジャンプJMP が 全部番地ジャンブになっていた。
また、読み込んで、命令を書き換え転送。

今度は再度実行すると、LEDが1分で1つ消えていくはずですが、ちょっと早いような気がする

内容では15回1セットのループを2回実行する。 それで1つLEDが消える内容。
1ループは2命令、そして1命令は1s(1s発信だから)、30秒が2回で1分ということだが走らせるとなんか短いような気もする

時計で測るより、ラーメンを作ってみることにしました。
その味がプログラムと今までの制作の成果を教えてくれるでしょう^^

カップラーメンにお湯を注いで、TD4のSWをON

LEDが点灯し、時間がたつごとに1つ消えていく、、ん、なんか早い気がする。もう終わった。
ラーメンを開けると、なんか硬そう、
食べると、硬い!これは絶対まだだ。

時計で計ってみると、ちょうど半分の1分半。
1ループが15回のところが、半分の7回しか回ってない。
完成したと思ったら、まだ終わっていないな、こりゃ。

読んでいる方々も、ここで(次あたりで)完成、そして最終回と思っていたことでしょう。
私も当然そう思っていたわけで、無理矢理伸ばすワケでないんですが、不本意ながらまだ続くことに相成りました(^^;


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