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プログラムカウンタの確認


        

PC動作確認


CPUの一部分が出来てきたました。
ここまで来ると、さすがに配線がいっぱいでよくわからないというか、あんまり考えたくない状態になります。
いっぺんに作る弊害かもしれません。

こういうときは、急いで全部を作らずにゆっくり作った方がよさそうです。
頭ではわかっても配線が入り組んでいて、基板はドンドン得体(えたい)の知れないものになっていく恐れがあります。
配線入りくんでいて、どれがどこが、もはや頭もスパゲティ・・・だけど、とにかくちゃんと動いてネ^^ 
こんな感じになるときです(^^;

こんなときは1つでも、その一部でも動作が確認できると安心。。。そして次への着実さとなる。
CPU部分を全部作らないと動作確認は難しいのですが、この段階でも確認できる部分があります。

この本にも、動かなかった場合、としてチェックすべきところとその方法が説明されています。

この段階で、PC(ブログラムカウンタ)は単体でもチェック可能です。

PCはレジスタの1つになっていますが、これだけはカウンタの機能をもっているので単独で動作します。
クロックを入れるとカウントアップするのは、ROMブロックでやったのと同様。

本書の最後の説明にはその方法も書かれているのでわかりやすいし、とりあえず動かしてみる。


PC(ブログラムカウンタ)だけ動作確認

出てきたようにPC=Dレジスタです。
Dレジスタ=PCは 他と同様レジスタですがここだけ配線が少し違っています。
2本のラインが 他レジスタはLowになっているのに対し、ここだけHighに上げられている。(ここは制作時に間違わないように注意)

そして、説明には機能の入出力があるので、Loadの端子に本来命令デコーダから来るHigh信号を代わりに入れるとカウンタとして動作と真理値表にある。

配線は出来ているので、まだアドレスバスの線をROMにつながず、
ここにアドレス信号が出るか、つまりROMブロックのテストと同様に、クロック入れるとカウントアップするかを確認してみる。

ここまで作ったらプログラムカウンタ(PC)として動作するに必要な配線がLoad端子以外はHighにつながっています。
クロックもすでにつながっています。


ICは、このPCというかDレジスタとなるこのICだけを刺します。

あとはLoadにHighをつなぐとカウンタとして動作する。そして、出力となるアドレスバスとつながるピンにLEDをつなぐ。

これで手動入力クロックボタンを押すと、カウントアップするはずです。



  Dレジスタ=PCとなるICが対象

  こんな感じのスパゲティです。

  IC足からは直接JのICクリップでつかみにくいので
  いったんIC洗濯ばさみを使う



  動いた  LEDがROMの単独テストと同様に、増えていきます。
  15まで行くと0になりまたそこから。。

これはICが1個、そしてICの機能なので動いて当たり前。動かない場合は単純にICピンへの接続が間違っているか、ICが壊れているかということになります。

光りものだけど、動いて良かった^^  、ホントに良かった。。。頭のスパゲティがすこしほどけたようで・・・


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