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CPUを作る (TD4への道)


CPU自作の巻
CPUを創る をいよいよ始めることにしました。やっぱり作ってみたいです。それをゆっくり計画して作り上げる道です。CPU自作はこれから自分なりに工夫して変更しボチボチと作っていくことに。。長い道のりになりそうです。

        

CPU自作に向けて(TD4制作だ)

TD4を作ることにしました。

TD4とは 回路がわかる本 で紹介している CPUの創りかた というこの本で最終的に作るCPUの名前です。
すごく原始的で今の100円のマイコンにでも機能は足元にも及ばないです。本で興味もった人は多いと思います。それだけの魅力があります

実際この本はすごく楽しいし、ニヤニヤしながらスラスラと読み進めて、そしてさらりと読み終えた人は必ずもう一度読み返すことになるでしょう。多分、実際作る人は5%もいない、完成させる人は3%いないはず と見ます。
(この本を既に持っている、あなたもそのうちかもしれません^^)



 この通り、表紙からしても、、軽そうです^^

 このカバー見て、本屋で手に取ることはないかもしれません。




配線見ただけでスッゴい大変そう。でもやってみようかな 原理がわかればもう作る意欲も薄れますが作ってみると何か気づくこともあって楽しいかもしれません。
勝手に絶賛している本なので作ってみたい、まずは作ってみないと・・と思う気持ちはあって。
そして作った後には違う景色が見えてきそう・・そんな気もします。

でも、道順はわかっても、作るにはかなり大変な道が見えるんです。かなりの配線作業とハンダ付け、基板も大型のものを使うことになるし。制作経験のある人ならその険しさが見えるので簡単に作り始めない理由もあるんでしょう。
というより手間暇かけて実用とは遠い、こんな原始的なもん作ってみるというのは奇特な人なのかもしれません。

あらためてこの本、
         CPUを創るという大きな目標に名を借りた 電子工作の入門書にもなっています。

最初は抵抗つないでダイオードを点灯させるという初歩から始まっている。本の1/3ぐらいはCPU回路以外の電子工作、回路の基本的な説明です。電子部品の説明、ゲートICの種類、登場する定型回路など回路を知らない人向けにも書かれていながら、独特のおふざけ語り口で展開していきCPUを創ってしまうという本です。

秋葉原系のPCを使っている人 / 組み立てている人 は多いけれど原理を知らない・・そんな人を念頭に置いている構成なのでしょうか。分厚い本もスラスラ読めました。

工作としても、
回路完成の説明で出来上がった回路に電源をいれる準備のところで、

   「出来上がった回路が一発で動くことの方が珍しいのです」   と、我々の日頃の思い分かってくれてます(^^;

そしてテスターについて、出来上がった回路の検査方法、改良について、と作る回路の本としていろんな要素が入っていて1冊でいろいろ詰まっています。

本書の完成写真より(P278)

ただホントに作るとなると、この本が出てからずいぶん時間がたっていて制作HPなどもすでに無くなっているところも増えていました。

       CPUの創りかた ファンページ    多くはリンク切れになっている。。。

今さら という感もありますが、絶賛していておふざけ調の名著としては色あせそうにもないので遅くもないと考えます。(再度 制作に火がつくとうれしい^^)

制作の形はいろいろで、
    そのままあっさりと全部作った人、 すごく大変な思いだけどボチボチと作り完成
    マイコン内でデジタルでソフト的に作った人、 PLDなどでソフト的に作った人
    機能の一部だけをマイコンで作ったりした人、

完成後も
 続けてきて完成後、目標が無くなりちょっと空しい、、または 完成後も熱が冷めず・・我が家の家宝 なんてお気に入りになる方々まで それぞれの方法や形で楽しんでるみたいです。

早めに作らないと、使用ICもドンドン入手難しくなるかもしれない。。
この本でも
      市販のICは、途中で、部品の算段に入れていたものが

        だれもが完成間近だと思った、、しかし、、時代は変わったのじゃよ お若いの(再び じじいモード)

       てな感じで ICが古くて今や入手困難! という展開に進んでいます。
(最後の命令はめ込みのところも、ほんとは全体の完成が先で、逆算してます というように書かれているので、無い部品もホントは、最初から無いことわかってたと思うんですけど・・(^^;


最近、ものすごい酔狂な人も見つけた!

なんとTD4をゲートの変わりにすべてリレーでCPUを創ろうという人。。そろそろ完成しそうですね^^;
(なんと数万円分 300個近い数ののリレーを使って! 恐ろしや・・)

 完成間近のリレーで作るTD4の写真だそうです (後にリンク予定)


リレーを使って作るまでの根性があれば、、、そこまでやらなくても最悪ゲートICさえ入手できればいつまでもTD4制作できますね^^

    そういうものを作ってどうするの? といわれれば・・・・

    そこに山があるから登る ぐらいにしか答えがないかもしれないデス

そういうところは登山に似ているかもしれなので、登山に例えて計画を練ることにしました。

簡易的傾向のこのHPでは^^; 作って改良してみるという説明と方法でしたが、今回は計画を立てて頂上へ向かうという方法で進めることにしようと思いました。

NCフライスの道は 出来てから振り返る道だったので
今回は、この本の内容らしく、頂上へ向かう道 を最初にちゃんと完成が見通せる計画を立て、その準備を整えてから始めることで、焦らず、ゆっくりと地道にボチボチと地道に登り坂を行くことに。。

部分的に区分けして暇を見て作り、記事をボチボチとブログ風に長く書き進めて 1年ぐらいかもっとかけて書こうかと・・(^^;
ゆっくりと作って書き連ねるのも悪くないかもしれません。

今回の制作はこれまでと違い、準備、計画から入るので、準備方法やチェック方法も何か参考になるように記事にしたいとおもいます。

またTD4制作も 出版直後は多くの人がいろんなタイプを作り始めた様子ですが、5年以上たって紹介しているHPもリンク切れになり無くなっているところも多い様子ですね

        一時のブームは去った・・・

でももしかしたら、これを見て、またTD4制作を始める人が増えて欲しいと密かな期待を持っています。


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